ラミニンスポンジを用いた再生ニューロンの移動促進技術

バイオマテリアルを用いて「足場」を整えることにより、傷害を受けた脳組織へのニューロンの移動を促進する技術についての研究成果が、Tissue Engineering Part A誌に掲載されました。

我々は以前、脳室下帯で産生される新生ニューロンが血管を足場として傷害後の脳組織を移動することを見いだしました。本研究では、血管周囲に豊富に存在する細胞外マトリックス蛋白質であるLamininを含有するスポンジ状のマテリアルを作製し、人工的な足場を脳内に整備することにより、脳室下帯から傷害を受けた大脳皮質へ新生ニューロンを誘導することに成功しました。東京医科歯科大学・味岡先生らとの共同研究です。

Ajioka I#, Jinnou H#, Okada K, Sawada M, Saitoh S, Sawamoto K (2015) Enhancement of neuroblast migration into the injured cerebral cortex using laminin-containing porous sponge. Tissue Eng Part A 21: 193-201 (Online instant publication of accepted manuscript) [#Co-first authors]

 

 

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