Life in our lab 大学院生が見た!ラボの風景
修士課程の大学院生が、ラボの雰囲気をご紹介いたします♪
普段の実験の様子
黙々と作業します。他の研究室の人から、澤本研は人数が多い割に静かだねって言われます。みんな集中力が高いです。
試薬作製 (アガロースゲル)
試薬が足りなくなったら、正しい手順で試薬を調製します。共通で使用するものに関しては、調製担当者が決まっているものもあります。
切片作製 (ビブラトーム)
脳などの組織を50μmほどの厚さに切っていきます。 初めのうちは、切片をすくい上げるのに手間取るかもしれないですね。
免疫染色 (貼り付けなど準備)
この研究室に入ったら一番はじめに学ぶことになるかもしれません。
PCR(サーマルサイクラー操作)
コロナの診断で一時世間からも注目されたPCR。サーマルサイクラーが3台ありますが、人気な日は3台とも使用されてます。 予約表要チェックですね!
蛍光顕微鏡観察 (オリンパス)
難しい機械も多いですが、蛍光顕微鏡は電源をつけるだけでサンプルを観察する事ができます。免疫染色などがうまくできているかどうか、確認するためによく使います。
共焦点顕微鏡観察 (LSM700)
共焦点顕微鏡を使って染色したサンプルを撮像する様子です。研究員の松本さんが何やら真剣に画像解析していました。チラッと覗くと、とても綺麗な画像を撮影しているところを見る事ができます。予約が埋まっている事が多い、人気の機器です。
培養室での実験の様子
培養室ではコンタミを防ぐために、注意しながら実験します。
慣れるまでは教員や先輩の指導を受けながら実験します。
クリオスタット
ラボにない機器を使用する実験は共研で行います。これは凍結切片を切削する機械で、薄くスライスした切片がシワにならないようにガラスの貼り付ける作業が難しいです。刃が鋭いので手を切ってしまわない様注意して作業します。そして、とても冷たいです。
二光子顕微鏡観察
これも共同研究所にあります。部品がすごく高価だったりするので、 取り扱いに注意して作業します。
学生が勉強する様子
院生は自分の机を持ちます。発表の資料などを作成したりします。
院生同士でのディスカッション
院生同士で議論することもあります。院生勉強会や輪読会など学ぶ機会がたくさんあります。ちょっとした会話で研究を進めるヒントが見つかるかも?臨床の先生や異なるバックグラウンドをもつ人たちがいるので、それぞれが得意な分野を周囲に共有してお互い成長したいなと思います。
休憩時間の様子
通称お茶部屋では実験の合間に先生や先輩と談笑することもあります。ここはラボ内で唯一飲食が可能なエリアなので、疲れた時は常備してあるお菓子を食べて休憩します笑。お茶部屋は、食事ができると同時に先生方と様々な話ができる場でもあります。研究以外のことも話題となり、よく笑い声が聞こえてきます。(この日の松本さんのお昼ご飯、とっても美味しそうでした)