澤本研卒業生・在籍者からのメッセージ
坂口 昌徳(さかぐち まさのり)
現所属:筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構
澤本研所属期間:2003年〜2007年(岡野研在籍時)
(大学院生(指導教官)-助手(訪問))
澤本研究室開設15周年、大変おめでとうございます!
15周年というと2007年からということになりますが、私はそれ以前に、澤本先生が岡野研に在籍されたいたころから現在まで多くの面で、澤本先生、そして澤本グループのメンバーの皆さまにお世話になってきました。私が澤本先生にお会いしたのは2000年の暮れに澤本先生がUCSFに留学される直前だったと記憶しています。岡野研にインタビューに来た私の生半可な知識を澤本先生に一蹴されたことを今でも鮮明に覚えています。この先生の指導を受けられるなら大学院もきっと上手く行くだろうと思い、岡野研に進むことを決めました。
澤本先生がUCSFからのご帰国後に、留学の研究成果を岡野研のラボミーティングでご発表されていた際に受けた興奮と衝撃は、未だに忘れられません。その後、半ば強引に私の博士論文の指導をお願いし、研究の進め方や論文の書き方について一から鍛えて頂きました。この頃に幸運にも金子先生にもお会いすることができました。
私は澤本先生が名古屋市立大学に移られる直前に留学のため一旦物理的な距離は離れてしまったのですが、一時帰国の際にはセミナーに呼んで頂いたり、その頃の論文にも鋭いご指摘を頂きました。その後私は理研を経て筑波大に移ることになりますが、多くの研究や研究室運営などに関するアドバイスを澤本先生から頂いて、何とか今日まで至ることができました。最近は金子先生と澤本先生と共同でNeuron誌に論文を掲載できたことを何より嬉しく感じております。これからも末永くご指導を頂けますと嬉しいです。引き続きどうかよろしくお願いいたします。
山下 徹 (やました とおる)
現在の所属:岡山大学大学院 脳神経内科学 准教授
澤本研所属期間(職位):2004年〜2006年(共同研究員)
澤本研15周年おめでとうございます!!
私の近況をご報告しますと、2021年3月末に前任教授である阿部康二先生が国立精神・神経医療研究センター病院に突然異動となってもう少しで1年が経とうとしております。この文章を書いている2022年2月でようやく後任教授の選考が始まったばかりのところです。
私も45歳になって、自分の業績をまとめる機会もありますが、いまだに澤本先生のご指導のもと書かせていただいた「Subventricular zone-derived neuroblasts migrate and differentiate into mature neurons in the post-stroke adult striatum. J Neurosci. 2006; 26:6627-6636. IF:6.167被引用数 548」 を超える論文が書けていません…。この学位論文を書いてから16年がたつのですが。現在は岡山大学で筋萎縮性側索硬化症(ALS)に対する幹細胞移植治療の治験を進めるなど、臨床研究も頑張って進めています。また基礎研究では脳梗塞やALSマウスモデルに対するAAVウイルスを用いた遺伝子治療研究も進めているので、何とかこれらの研究でJ Neurosci.を超えたいという思いです!
また最近特に思うのは、澤本先生のもとで仕事させてもらいながら出会った同僚や研究者の方たちと学会や岡山でお会いすることも増えてきて、いい刺激を頂いています。こんなコロナ禍ではありますが、若い研究生や学生の皆さんも積極的に国内・海外の留学も挑戦し交流を深めてくれたらと思います。澤本研究室の方は、学会等で岡山にお越しの際は是非お声がけください。セミナー等で情報交換し交流を深めたいですね。今後とも宜しくお願いいたします。
山下徹
石﨑 友崇(いしざき ともたか)
現所属:JA愛知厚生連海南病院 脳神経外科
澤本研所属期間:2007年〜2010年
(大学生[学外])
澤本研究室開設15周年おめでとうございます。
改めて、在籍させていただいた頃のことが懐かしく思い起こされます。当時、名古屋大学の学部3年生で神経再生に興味を持っていた私は指導教官であった宮田卓樹先生(細胞生物学)より名市大に新しい研究室ができるから是非勉強してきなさいと紹介していただいたのがきっかけでした。当時、澤本研はまだ引越ししてきたばかりで、研究室のあちこちに段ボール箱が山積みになっており、大学院生を入れてもスタッフは5~6人くらいではなかったかと思います。他大のしかも学部生であった私を受け入れていただき、澤本先生、金子先生を始めスタッフの皆さんから研究のいろはを一から指導していただいたことは私にとって何より貴重な学生時代の経験でした。
学部生であった私は毎日ポリクリ終了後に鶴舞キャンパスから自転車を漕いで桜山の研究室に通っておりました。研究室に泊まり込んだ翌朝、(寝るところがなかったので致し方なく…)デスクの上で横になって寝ていた私に、澤本先生が「君は“昨日”の石﨑君かな?」と起こしていただいたことが一番の思い出です。
研究ではたくさんのマウス脳を扱いましたが、毎日ヒト脳を扱うようになった今でもその頃の数には及びません。研究室には4年程在籍させていただき、プロの研究者の姿勢というものを身近に学ばせていただきました。卒業後はずっと臨床に浸っておりますが、学んだことは今も糧となっております。
今では所属する大学も分野も異なる私ですが、澤本研究室の魂を持ち続け、いつかお仕事でご一緒できる日を心待ちにしております。
これからも澤本研究室の益々の発展を鶴舞からお祈りしております。
(上写真)こちらは15年で髭が生えたようです。
秦(廣田) ゆき(はた(ひろた) ゆき)
現所属:慶應義塾大学医学部 解剖学教室 仲嶋研究室
澤本研所属期間:2007年〜2010年(助教)
このたびは澤本研究室開設15周年おめでとうございます。ラボを出て11年になりますが、あの頃の刺激的な日々、原付でさまよった名古屋の街並み、病院食堂で食べた味噌カツ定食のおいしさ、ビビットなメンバーとの思い出は色褪せません。ようやくコロナも収まってきたので、またお会いできたらと願っております。お近くにみえましたらぜひお声かけください。
本稿の執筆にあたり、10周年記念誌を興味深く読み返しました。コラムで金子さんが紹介されていた中古研究機器店テイクオフ(亀戸にあり、澤本先生の独立時に澤本先生、金子さんと買い物に行きました)が懐かしくなり検索したら、2016年に38年の歴史に幕を下ろしていました。しかしあのときの勿体無い精神は私に確実に引き継がれており、昨年、顕微鏡リサイクル店からオリンパス蛍光顕微鏡を購入しました。古いモデルですが50万円くらいで買え、驚くほどよく見えます。みなさんにもおすすめします。いつかラボを持てたら活躍してほしい、、無理だったらまたリサイクルに出そうか、、などと考えながら小脳顆粒細胞の軸索の放つGFPとmCherryの蛍光を見つめる日々を送っています。ラボを離れたあとも、生後と胎生期の違いはありますがニューロン移動の研究を続けているため、澤本先生をはじめ澤本研究室のみなさんにご相談したり実験を教えていただいたり、学会で同じセッションで議論したりさせていただいています。研究で何かお手伝いできることがあればぜひご連絡ください。今後もどうぞよろしくお願いいたします。
西村 香絵(にしむら かえ)
現所属:南山大学 地域研究センター
澤本研所属期間:2009年〜2010年(秘書)
澤本研究室開設15周年、おめでとうございます。
私は皆様と比べて短期間の所属だったにもかかわらず
お声がけいただき、感謝いたします。
澤本ラボの先生方、学生さん、院生さんは、ハードワーカーながらも、ご飯会や飲み会等が楽しかった印象です。特に記憶に残っているのが、加古先生のメール日報がコラムやエッセイのようで密かに楽しみだったこと、そして実験動物慰霊祭に出席しないとマウスのお化けがでるよというお話(雑談)です。とはいえ、私はそういったお化けをみたことはないので、ラボの皆様による日々の素晴らしい実験・研究成果により、きっとマウスさん達も成仏していることと信じております。
2010年以降の私ですが、各大学で仕事をしながら、隙を見て様々な国を訪れたり、ライヴハウスや教会でライヴ、コンサートをしたりしておりました(その節はライヴハウスに足をお運びいただいたラボの方々、どうもありがとうございました)。写真は2017年に訪れたニュージーランド北島のワイポウアフォレストです(カウリという巨木の右下に、小さく映っているのが私です。)尚、モンゴル旅行をきっかけに、短期間だけ某社さんにてモンゴル旅行記のライターをさせていただく機会にも恵まれたものの、コロナ以降は、そもそも旅行業も難しくなった様子で・・・音楽活動についても同様で、今に至ります。
ちなみに2014年の年末休みを利用した台湾旅行兼・超短期留学の際にはタイミングよく台湾に帰省していた黄さんと、そして2017年の沖縄旅行では野村さんと、楽しい再会を果たすことができました。
近況としましては、現所属先にて、研究成果書籍の出版のお手伝いをさせていただくことになりました。この場をお借りして、紹介させて頂きます
泉水浩隆 編 『南山大学地域研究センター共同研究シリーズ13
翻訳と通訳の過去・現在・未来 ~多言語と多文化を結んで~』(三修社、2022年)
末筆ではございますが、澤本ラボと皆様の、益々の発展を祈念しております。
加古 英介(かこ えいすけ)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科 麻酔科学・集中治療医学分野
澤本研所属期間:2008年〜2012(大学院生)
再生医学15周年、おめでとうございます。私が再生医学で学位を取得し、早いもので10年がすぎました。大学院卒業後はロチェスター大学への留学などを挟み、再び名古屋市立大学で麻酔科医として勤務いたしております。私が再生医学でお世話になった当時は、澤本先生が名古屋での研究室を立ち上げたばかりで、澤本先生、金子先生、廣田先生、岸本先生、匹田先生、大学院生の澤田くん、加藤さん、池田さん、小島さん、ファンさん、清水くん、秘書の田中さん、筧さんといった充実の初期メンバーがおり、再生医学の個性が強い面々は今でもしばしば海馬から飛び出してきます。
特に大学院で同期であった澤田君(澤田先生)は、(多分)今より厳しかった研究室であっという間に科学的意義の高い論文を発表して学位を取得、私や先輩院生を置き去っていきました。しかし最近になって公園で走り回る子供に追いつけない様子をおみかけして、また同じラインに立てたかとうれしく思っています。
また直師匠であった金子先生が同志社大学の教授になられたとお聞きし、大変うれしく思っています。一昨年ほど前に研究活動を再開し、金子先生のご指導いただきましたが依然と全く変わらぬ研究への真摯な姿勢に、尊敬と畏怖するばかりです。研究の帰り道にふらつき、足を骨折してしまったため研究が中断され、そのまま研究が出来ない状況となってしまったため、その後は先生のご指導を仰げず無念ですが、またいつか辛い研究生活…でなく辛い物でもご一緒できればと考えております。
澤本研での4年間は、私にとって人生を変えるような時間でした。いまでも臨床業務などに追われながらも細々と研究を続けつつ、澤本先生が目を輝かせながらおっしゃっていた「世界で自分だけが知っている瞬間」を求めて、史上初の研究をしようと心がけています。この澤本イズムを継承しているからか、科研費や補助金は申請したものは全て採択されています。(結果は出ていません)また澤本先生のように研究に打ち込むことで子供たちに「おじさん、今日は泊っていくの?」と言われないように、ある程度子供たちの機嫌をとるように心がけています。
人生の師とも呼べる方々に師事できたことに本当に感謝しております。また今のところ人生の伴侶も研究室で見つけることが出来ました。今後とも何卒、ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。
匹田 貴夫(ひきた たかお)
現所属:岡山大学 研究推進機構 医療系本部 准教授(特任)
澤本研所属期間:2009年〜2014年
(特任助教-助教)
澤本研究室が創立15周年を迎えられましたことに対し、心よりお慶び申し上げます。15年間に渡って世界最先端の研究を推進してこられた澤本先生と、そしてそれを支えてこられたスタッフの皆様方のご功績に対し深く敬意を表する次第です。研究の世界は日進月歩でありますので、私が澤本研究室におりました8年前に比べても要求されるデータの質・量共に膨らむ一方でありまして、論文一本を完成させるのに膨大なコストがかかるようになっております。その中で、大型研究費を取り続け、研究室を維持・運営し、結果を出し続けていらっしゃる澤本先生のお姿は本当に素晴らしく、PIとして理想の姿であると認識しております。
私は2009年より澤本先生の研究室に参加させていただき、新生ニューロンの移動メカニズムの解析に携わる事が出来ました。ブレイクスルーには新しい技術が必要という澤本先生のお考えのもと、共焦点レーザー顕微鏡とFRETプローブを用いたlive imaging systemの立ち上げを担当させて頂きました。本研究で得られた成果は、後にInternational Society for NeurochemistryにおいてMark Smith Prizeの受賞へと繋がり、海外留学するにあたり大きな助けとなってくれました。この場を借りて心より感謝申し上げます。
私事でございますが、昨年末より7年半のドイツ生活に別れをつげ帰国いたしました。現在は岡山大学にお世話になっております。ドイツで得た経験をもとに、「患者レベルのPOCの取れる基礎研究」をコンセプトとして研究を進めてゆく所存です。中国地方にお越しになる機会がございましたら是非お声掛け下さい。
結びに、皆様方のご健勝と、澤本先生の下、研究室がますます発展されますことを深く祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせて頂きます。
2022年2月22日
匹田貴夫
小林 加奈子(こばやし かなこ) [旧姓:中口]
現所属:株式会社スギ薬局
澤本研所属期間:2010年〜2014年(大学院生)
研究室創立15周年、心からお祝いを申し上げます。また、研究室に多大な貢献をされた金子先生のご栄転、本当におめでとうございます。私は大学院生の時に、金子先生の指導の下で、脳梗塞における神経新生について研究をしてまいりました。動物センターに長居して、脳梗塞モデル作成までに苦労したことが昨日のように思い出されます。金子先生は、いつも至らないところばかりの私に対して、親身になって相談に乗って下さいました。博士号を取ることができましたのも、澤本先生・金子先生をはじめ、沢山の方々のご尽力の賜物であり、深く感謝しております。現在は薬局で薬剤師として患者さんと向き合っております。研究からは離れてしまいましたが、大学院で学んだことは、私の人生において、かけがえのない貴重な経験となっております。
末筆ながら、今後も澤本研究室の益々のご発展をお祈り申し上げます。
國友 愛奈(くにとも あいな)
現所属:愛知医科大学病院 消化器外科
澤本研所属期間:2008年 秋(基礎配属)
澤本研究室開設15周年おめでとうございます。
ちょうど研究室が立ち上がったばかりの頃で、私は大学3年生で、臨床も研究も何もわからない頃でしたが、今でもその時にお手伝いした研究内容や最後の発表の内容を覚えています。トンチンカンな私にもみんな優しくて、すごく楽しかった3ヶ月でした。
私は消化器外科医になり、市中病院、がんセンターでの勤務を経て、現在もバリバリ臨床をしつつ臨床研究もちょこちょこ頑張っています。またお会いできる日を楽しみにしています!
神農 英雄(じんのう ひでお)
現所属:Children’s National Hospital [Washington DC]
(Center for Neuroscience Research)
澤本研所属期間:2012年〜2017年(大学院生+α)
澤本研究室開設15周年、心よりお祝い申し上げます。
私が澤本研に入ったきっかけは10年前になります。新生児 医療に携わり色々経験して仕事をこなせるようになりましたが、治療法がない疾患(新生児脳傷害も含まれます)に医療の限界も感じていました。自分のキャリアもstep upしたいと思い、名市大小児科に着任されたばかりの齋藤教授に相談し、「それなら研究をしっかり学ぶべき」ということで、齋藤教授の大学院生第1号として澤本研を紹介していただきました。初めて澤本先生にお会いした時のあの目力は今も強く印象に残っています。
それまで大学や基礎研究とは無縁の生活だったので、すべてが新しい環境でした。実際の医療では病態を詳細に意識せずともマニュアル通りの対応で何とかなることも多いのですが、ご存じのように研究はそうはいかず一つ一つの結果に妥協なく原因を突き止める必要があります。このマインドは毎週のノートチェックでしっかり鍛えていただき、臨床に戻ってからも大いに役立っています。自分のキャリアとして澤本研を選んで正解だったとD1の時点で確信したことを覚えています。そしてD4でようやく興味深いデータが出た時に澤本先生からいただいた「すごいですね」のコメントも忘れられません。
大学院では多岐にわたる実験解析方法に加え、UCSFで新たな実験手技を教えてもらう機会や、複数の共同研究に携わる経験をしました。澤本研の先生のご尽力に加え、これらの貴重な経験や縁が論文完成に至りました。そして以前からの夢だった海外留学が実現し、自分のプロジェクトを発展した研究をできていることは本当に感慨深いです(澤本先生には留学の相談に始まりCVもフェローシップの申請書もご指導いただき誠にありがとうございました)。こちらに来て思うのは、澤本研で学んだことは非常にハイレベルであることです。おかげで早くから研究者として信用してもらい、複数のプロジェクトに関わることができています。
院生の方は大変だと思いますが、先生方を信じて歩めば結果になり、そして自然と次の自分の道も見えてくるので諦めずに頑張ってください。若手の方へのメッセージみたいになりましたが、澤本研OBの名に恥じないよう私も頑張りたいと思います。
藤掛 数馬(ふじかけ かずま)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科
麻酔科学・集中治療医学分野
澤本研所属期間:2012年〜現在
(大学院生-病院助教-助教)
澤本研究室開設15周年、おめでとうございます!!
麻酔科学・集中治療医学分野に所属している藤掛数馬と申します。少し前に10周年記念メッセージを送らせていただいたと思っていましたが、もう5年も経過したことに驚愕しております。
10周年では、“成果が出るとは限らない研究のストレス解消ために、やればやるだけ成果が出る筋トレに打ち込んでいる“というメッセージを送らせていただきました。その後、皆様の助けをいただきながら論文が通り、筋力も付き、無事に学位を取得できましたが、同時に筋トレへの熱は失われてしまいました。現在はポケモンのカビゴンを目指して増量の毎日です。
澤本研から臨床業務に戻ってからは、海外での研究留学を目指しながら日常の診療に加えて、留学先探しに精を出しておりました。そんな折に起きたCOVID-19 パンデミック。慣れないコロナ患者の診療が始まり余裕がなくなったこと、各国の国境が閉鎖されたことにより留学への道筋が全く見えなくなってしまいました。
そのような状況の中で『海外留学を諦めた方が良いでしょうか』と澤本先生に相談させていただいたことがありました。そこで澤本先生に言っていただいた「海外留学は絶対にするべきですよ!」という言葉で勇気を持ち、諦めていた留学先探しを再開することにしました。
その結果、University of Sydney, Charles Perkins CentreにあるGreg Neely labに留学できることになりました。Neely labでは痛みに関する研究をする予定です。(残念ながら渡豪時期はまだ未定です)
海外での生活や研究は苦労の連続だとは思いますが、澤本研究室で手に入れた知識や技術、そして忍耐力を駆使して、なんとか成果を出して帰って来たいと思っております。
澤本研20周年のメッセージでは、留学先での経験などをお伝えできたら良いなと考えております。この度は本当におめでとうございます。
藤岡 哲平(ふじおか てっぺい)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科 神経内科学
澤本研所属期間:2013年〜現在
(大学院生博士課程-研究員)
澤本研究室開設15周年、誠におめでとうございます。
私は名市大神経内科学に入局後、大学院生として澤本先生、金子先生にご指導頂き、脳梗塞後の新生ニューロンの移動に関わる基礎研究にて学位を頂いたのが、澤本研開設10周年の年でした。その後、私は臨床に戻り、神経内科学教室の後輩である大野雄也君が一部を引きつぎ、私では到底できなかったであろう繊細な実験と地道な努力、先生方のご尽力により、研究を大きく発展させて頂いていることを大変ありがたく、うれしく思っております。
澤本研が誕生した15年程前、脳梗塞の患者さんに対してt-PA療法という強力な血栓溶解薬が日本でも投与できるようになりました。当時研修医であった私は、脳梗塞治療の新しい時代の到来を肌で実感していました。以降、つまった脳の血管を1分1秒でも早く再開通させることを目指し、脳梗塞の急性期治療は大きく発展しています。一方、脳梗塞を発症して数日経ってしまった(ゴールデンタイムを逃してしまった)患者さんに対しては、15年前と治療は何ら変わっていない状況にあります。最近は患者さんやそのご家族がインターネットで情報を集められ、名市大では神経再生の研究をしているんですね、と声をかけて頂くことがあります。私は「脳はなかなか再生しないんですよね、地道にリハビリをしましょう。」と応じますが、それでも患者さんやご家族は、「先生、頑張って新しい治療を見つけてください」とおっしゃいます。そのような期待は、そっくりそのまま包んで、澤本研の先生方にお送りしたいところではありますが、澤本研で学んだ一介の臨床医としては、何かしらできることがないか模索していきたいと思っています。私などがいうまでもなく、脳梗塞後の神経再生は、基礎研究と臨床とのギャップはまだまだ大きな分野であると思いますが、それが故に、澤本研で行われているような研究がとても重要であることを、患者さんを目の前にすると強く感じます。今後もなにかしらのかたちで、澤本研で脳梗塞に関わる研究を継続・発展して頂けることを願っております。
最後に、今年は金子先生が独立されるというビッグニュースがありました。大変さみしく残念な気持ちが先にたってはしまいますが、素晴らしい先生方や学生が集い、研究室から金子先生の笑い声が響く様子が容易に目に浮かび、想像するだけで私までうれしくなります。くれぐれも無理をしすぎないよう体調には気を付けて頂いた上で、さらなるご活躍を祈念しております。
小俣 太一(おまた たいち)
現所属:積水メディカル株式会社 創薬支援センター
受託試験部 動態グループ
澤本研所属期間:2014年~2016年(大学院生)
この度は澤本研究室開設15周年、おめでとうございます。
私は修士課程の2年間,澤本研にお世話になりました。
澤本研での経験はとても貴重で,研究へのアプローチの仕方から,プレゼンテーション,そしてお酒の席に至るまで様々なことを学びました。
飲み会の後で,深夜にラボのメンバーと実験の続きを行ったことはいい思い出です。現在も,会社で仕事の期限に追われているとき,澤本研の「忙しいことはいいことだ」の精神をバネにして,頑張っております。
澤本研を卒業してから6年の間に,健康食品の会社で研究職を経験し,現在は茨城県の東海村で薬物動態試験に従事する毎日です。基礎研究とは少し離れてしまいましたが,実験を仕事にできているのは,澤本研で学んだおかげだと思っております。
脳の切片を染色しているときなど,澤本研での日々をふと思い出します。
家族も増え,奥さんと娘,ウナギ3匹と水戸市で仲良く暮らしております。このご時世ですので,なかなか名古屋に行く機会は少ないですが,澤本研の飲み会に誘って頂ける日を楽しみにしております。
最後となりましたが,澤本研の今後一層のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
Ahmed Lotfy Ahmed Mansour Elshahaat
Current affiliation: Assistant Professor, Beni-Suef University
Sawamoto Lab affiliation period: 2019.11.1 – 2020.4
(researcher)
I had the honor to join Sawamoto lab where I spent unforgettable period in my life. I had learned many technical skills and developmental thinking skills. The members of Sawamoto lab are super friendly and did not hesitate to help me in any lab experiment. Moreover, they helped me to get familiar with Japanese culture rapidly. Sawamoto lab is a State-of-the-art regenerative neuroscience lab doing high-quality research. I had enjoyed a lot the scientific discussion in the weekly lab meeting. Moreover, the lab social activities were really funny and enabled me to refresh, I remember very well the end of the year dinner that we cooked together (pic of the end year dinner)
I am so grateful to Prof. Sawamoto for giving me the opportunity to join his nice lab and in the 15th anniversary of Sawamoto Lab, I wish all the best for the team’s members and I hope they keep up the nice research and their scientific breakthroughs in the regenerative neuroscience.
金子 奈穂子(かねこ なおこ)
現所属:同志社大学大学院 脳科学研究科神経再生機構部門
澤本研所属期間:2004年〜2022年
(大学院生-ポスドク-助教-講師-准教授)
澤本研究室開設15周年、おめでとうございます。5年前に10周年記念誌を編集した折に「15年目も澤本研に居たりして・・・」と思っていましたが、ギリギリ卒業に漕ぎ着けました!つい先日、コロナ禍にも関わらず、工夫を凝らした素晴らしい卒業式を開いて頂き、みんなとの楽しい思い出が鮮やかに思い出されました。そして、新しい職場である同志社大学の脳科学研究科で、この原稿を書いています。
山梨大学の精神科臨床医だった私が、慶應義塾大学の岡野研に入って本格的に研究を始めた「澤本グループ」時代から18年にわたって、研究の楽しさ、難しさ、研究の立案、解析、申請書の書き方まで、まさに研究者としてのメンタリティや必要なスキルの全てを澤本先生に教えて頂きました。澤本研は私にとって家のようなもので(実際、滞在時間は自宅:ラボ=1:2でした)、大事すぎる余り、どうしても納得できないことがあると、先生と深夜までバトルになることも度々ありました。また、多くの個性的で味わい深い大学院生と出会いました。卒業していった皆さんが、それぞれの場所で活躍されているのを知ったり、時々顔を見せてくださるのが、とても楽しみでした。
ここ数年、澤本先生はどんどん名古屋市大や学会で偉くなっていくし、澤本研設立当初に購入した機器は相次いで壊れるし、長い間澤田君と二人だったスタッフ陣に新たな頼れる仲間が三人も加わるし、澤本研は新しいステージに入ったんだなと実感して、この度卒業することにしました。でも、時々、空気を読まない行っちゃっている目をする澤本先生のことは、やっぱりちょっと心配です。どうか在校生の皆様、よろしくお願いします。
今は、自身の研究室の立ち上げにあたふたして、澤本先生にご相談するばかりですが、いずれ澤本研の皆さんにとって「頼れる親戚」みたいになれるように頑張ります。また、僭越ながら、澤本研を外から支える澤本研の卒業生のネットワークを作りたいと思っています。澤本研の益々の発展を祈念しつつ、今年度も「研究員」として引き続きよろしくお願いします!
Figure legends
Top: 澤本先生から頂いた卒業お祝いの胡蝶蘭とともに
Bottom: 暖簾分け「丸金」暖簾(上)、澤本研から頂いたコーヒーメーカー(下)
澤田 雅人(さわだ まさと)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所神経発達・再生医学分野
澤本研所属期間:2008年〜現在
(大学院生-学振研究員-特任助教-助教-講師)
澤本研究室開設15周年、誠におめでとうございます。開設以来15年間、研究室が常に発展してきたのは澤本先生のリーダーシップあってこそと思います。この場をお借りして、心よりお祝い申し上げます。
10周年からの5年間で、澤本研の研究プロジェクトは大きく変わってきたと感じています。2018年の論文ラッシュ以降、大型研究費を獲得できたこともあり、澤本先生の「観察対象全てを理解する」をモットーに、さまざまな網羅的解析やそれらを統合する技術が導入されてきました。また、研究室のメンバーもガラッと入れ替わり、新しい体制でこのハードな目標にチャレンジしています。今まで以上に研究室内での密な連携が必要になると感じていますので、皆が協力して素晴らしい成果が出せるように切磋琢磨したいと思っています。
研究室の中だけではなく、外からも大きな変化が聞こえています。私が大学院生の頃から研究を共にした先輩・同級生・後輩が、大学病院の要職で活躍したり、国内・海外で研究を発展させていたり、また企業で活躍したりするニュースがとても増え、刺激を受けるとともに私自身の研究のモチベーションにつながっています。OB/OGの皆様には、今後もぜひ研究室に足を運び、後輩を激励していただきたいと思います。
それから、この15周年で避けて通れない話題は、恩師・金子奈穂子先生のご栄転です。金子先生には、私が澤本研に入って以降、14年間にわたって大変お世話になりました。生まれたてのヒナが最初に見たものを親と思うように、澤本研に入って最初にご指導いただいた金子先生は、私の親のような存在で、研究、教育、研究室運営などあらゆることを教えていただきました。京都でのご活躍を心よりお祈りすると共に、今後は外から澤本研究室をサポートしていただきたいと思っております。
私個人に目を向けると、大学院生からの目標である「歴史に残る重要な論文を書きたい」という目標は、残念ながら達成できておりません…。この目標のために、現在取り組んでいる自身のプロジェクトを突き進めます。それと共に、研究室全体をサポートする役割も果たすべく、両輪をフル稼働させて邁進します。澤本先生には、引き続き熱いご指導を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、澤本研の益々の発展を祈念すると共に、それぞれのメンバーには「自分達が澤本研の発展に貢献するぞ!」という気概を持って、研究室を盛り上げていただきたいと思います。
中嶋智佳子(なかじま ちかこ)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所神経発達・再生医学分野
澤本研所属期間:2019年〜現在
(特任助教)
澤本研究室開設15周年、おめでとうございます!
こちらに着任できたのは偶然からでした。抗体医薬の会社に就職して2ヶ月経ったころ向山先生から頂いたお電話が契機でした。澤本先生とお話をすることがなかったら、アカデミアで再び研究を、とは想像していない当時でした。元々修士は生化学専攻で、教授が退職されると知ったのを機に、海外の博士課程へと進むのと同時に専攻を神経科学に変えました。そのため日本のラボと縁故が浅く、澤本先生とはお会いしたことはなく、初めてお話ししたのはお電話でした。ホームページの写真の印象とは異なり、声にはとても活力があり、サイエンスの面白さに浸かれるラボだと、伝わってきたお電話でした。基礎研究を辞めようと思っていたのに不思議です。以前持ち合わせていた気持ちが湧き上がり、アカデミアに復帰するか悩み出してしまいました。澤本先生にはお忙しい中、ご相談させてもらいました。最終的にはどのような人生を自分は好むか、という直感に任せて、初めのお電話から半年後には名古屋に引っ越していました。暑かった初夏に10xChromiumの実験に参加しながら家探しをしました。今思えば、よくそんなことをしたな、と思いますが熱にほだされていたのでしょうか。ちょうどシングルセル遺伝子発現解析の立ち上げ時期に立ち会えて幸運でした。
あれから3年近くたっての感想ですが、入った当初と変わりません。基礎研究をこのラボで再開できて幸運者です。サイエンスに妥協しないところが、このラボが若い人から厳しいと表現される所以かと思います。一方で、実感したことですが、とても開かれた雰囲気と、機会にあふれているラボです。研究を前進させるための人と環境が常に用意されています。特に、独りだと凝り固まってしまうところ、澤本先生との対面ミーティングでは、ふっと色々な解決の糸口をミーティングで織りなしていただいているからか、ミーティング後はさほど根拠がないのに、「大丈夫、よし、やろう」、という前向きな気分になります。思えば、そんな不思議な感じで初めての電話での会話が終わったような気がします。こんな澤本パワーに魅かれたメンバーは多いのでは。
厳しさの裏に愛情があるラボです。独りではなく皆で、次のサイエンスの面白さへ、前進を、という場で研究できることは、とても素敵で幸運なことです。
研究室のますますのご発展を祈念しております!
久保山 和哉(くぼやま かずや)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所神経発達・再生医学分野
澤本研所属期間:2020年〜現在
(特任助教)
澤本研究室が開設してから15周年の節目を迎えたこと、大変嬉しく存じます。また、このような執筆の機会を与えてくださったこと、心より感謝申し上げます。
私は、2020年4月からAMED-CRESTプロジェクトの特任助教として澤本研に参加させていただいています。それ以前は、香川県にある某私立大学薬学部の助教職に従事していたのですが、澤本研着任となる4ヶ月前に突如、就職活動をしなくてはならない羽目になってしまいました。この際に当時の上司であった山田麻紀先生から、「東京大学時代の同級生が人材を募集している。澤本先生の人柄と研究の質は保証するので、会ってみてはどうか。」とご紹介いただいたのが澤本研との出会いでした。早速応募書類を作製して澤本先生にメールを送付したのが12月9日でした。その翌日10日に面接の日程調整の返信が送られてきました。私は、ヤル気を示せるかと思い、その翌日である11日を含めた複数の日程を提案しました。するとその返信は、「では、11日(明日)午後2時に、これまでの研究を説明するスライドを持ってお越しください。」とのご指示だったのです。そこからは大忙しで、これまでに作製したスライドをひっくり返して切り貼りして、何とか発表スライドを完成させて、翌日の面接に挑みました。今になって思えば、澤本先生のスピード感を持った行動力と、周囲を鼓舞する人徳・人望が、これに滲み出ていたのだと思います。さて当日12日には、澤本先生、金子先生、澤田先生、中嶋先生らスタッフの皆さんが、これまでの研究発表を聞いてくださいました。この際に皆さんは、私がかつて経験したことのない程の活発なディスカッションを展開してくださいました。この澤本研のアクティビティの高さは、今となっては日常ですが、当時は大変な驚きであったのを鮮明に覚えています。その日のうちに澤本研の皆さんと研究を行いたいことを告げ、私の就職活動はほぼその3日間で終わったのです。
少なくとも私が着任して以来の澤本研は、金子先生・澤田先生という強靭な2本柱の下で、我々特任スタッフや研究員・学生らが活発で創造的な研究を推進しているように感じていました。この度、15周年を前に金子先生がご栄転なさったのを期に、澤本研/澤本グループの基本骨格が大きく変化するのではと感じています。この変化を更なる飛躍に繋げられるように、これからもみんなで協力していければと思っています。私も、微力ながら澤本研のために尽力いたす所存です。
末筆ながら、心より感謝と敬意を込めて、お祝いとさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
竹村 晶子(たけむら しょうこ)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所神経発達・再生医学分野
澤本研所属期間:2021年〜現在
(特任助教)
澤本研究室開設15周年、おめでとうございます。まだ所属期間は短いですが、濃密な日々をすごしております。約10年前の研究会で学生の私のつたないポスター発表を、キラキラした目で知りたいオーラ全開で聞いてくださった澤本先生の印象が強烈だったので、えいやっと飛び込んでみました。大きな発見をする研究室って、いったいどんな毎日を送ってらっしゃるのだろう、ピシッーとしているのかなと思っていましたが、一人残らずあたたかく、わからないことは丁寧に教えてくださり、団らんの時間はわっはっはと団らん、アットホームな雰囲気でした。実際に入ってみて、なぜ澤本研が大きな発見ができるのかというと、いっぱい議論して文殊の知恵をしているからかな、あと、秘訣があるわけではなくて戦略を持ってめちゃくちゃ働く、ということかな、と感じています。
松本 真実(まつもと まみ)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所
神経発達・再生医学分野
澤本研所属期間:2012年〜現在
(修士・博士大学院生-博士研究員)
この度は、澤本研究室創立15周年おめでとうございます。現在、澤本研究室博士研究員として在籍させていただいております。今年で澤本研在籍10年目(!?) となりました。初めて澤本研に研究室訪問で訪れた日には10年間所属することになるとは思ってもいませんでした。この節目に、10周年記念誌を読み返したところ、5年前の時点で、「澤本研を卒業するためには、まだしばらくかかりそう」と記しておりましたが、予想通り未だ澤本研を卒業するには至っておりません。学位は、2019年に論文がアクセプトされ (念願の鏡開き!下図)、無事学位を取得することができました。
学位取得までの道のりを思い起こしてみますと、修士課程で太田先生のリバイス実験を1年間お手伝いさせていただき、その後、博士課程に進学するにあたり、自身の研究テーマを模索する日々が続きました。澤本先生が首を縦に振ってくださるような画期的なテーマを提案することは難しく、研究テーマ決めに約1年間悩んだことを鮮明に覚えております。その後、その様子を見るに見かねた澤本先生から、新生ニューロンの「細胞接着」と「一次繊毛」に着目したテーマを与えていただきました。
色々な諸事情があり、悩みに悩んだ末に、一次繊毛の論文を先行して出し、学位を取得することになりました。D5と学位取得後2年間の3年間は岡崎の生理学研究所電子顕微鏡室に技術支援員・特任研究員として勤務しておりましたが、生理研と名市大の両立は大変ハードな日々でした。しかし、生理研での勤務を通し、色々なことを学ばせていただき、何よりも自分の研究を思う存分できる環境と志高い人が同じ環境にいる澤本研の素晴らしさを身に沁みて感じることができ、非常に良い経験となりました。一次繊毛の論文を先行して出す際に、接着の論文を学位取得後に形にすることを澤本先生と約束させていただき、現在も研究を継続しております。今年度からフルタイムで博士研究員として在籍することができますので、一層研究に励んで、接着の論文を良い形にできるように努めたいと思います。
澤本研での10年間は涙と笑いに包まれた充実した10年でした。それも偏に、澤本先生の熱心なご指導と澤本研の皆様のおかげだと思います。今後とも変わらぬご指導をいただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
最後となりましたが、澤本研の今後益々のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
川瀬 恒哉(かわせ こうや)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科
新生児・小児医学分野
澤本研所属期間:2015年〜現在
(大学院生-研究員)
澤本研究室開設15周年まことにおめでとうございます。私は名古屋市立大学新生児・小児医学分野からの大学院生(博士課程)として、2015年に澤本研の門を叩きました。大学院在籍中は同じく名市大小児科医局の先輩である神農英雄先生のプロジェクトに参画させていただくと同時に、私自身の研究テーマ(早産とニューロン新生とのかかわり)も並行して進めさせていただき、現在まで研究を継続させていただいております。
普段私は小児科医、特に新生児科医として臨床に従事しております。考えてみますと、私が毎日NICU(新生児集中治療室)で診察している赤ちゃんは、みな「神経発達・再生」の過程にあります。特に近年の周産期医療の発展はめざましく、脳のシワもできていない20週台前半、体重500g未満の新生児も救命できるようになってきました。一方で、それらの超早産児はさまざまな脳障害を合併することがあり、神経発達予後にはまだまだ改善の余地があります。日々このような現場にいることが、私自身の研究のモチベーションです。澤本研究室で得られた知見を臨床に還元できることをめざしてこれからも努力していきたいと思っております。
かくいう私は、澤本研究室に所属してから3人の子供をもつ父親にもなりました。3人目の娘は、私のNICU当直中に34週の早産児として出生をいたしました。現在は1歳となり、おてんば娘に成長しています。
澤本先生は研究の苦しい時期にも常にポジティブにディスカッションをしてくださり、心から感謝をしております。澤本研究室のますますのご発展と皆様のご多幸を祈念しております。引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
荻野 崇(おぎの たかし)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所神経発達・再生医学分野
澤本研所属期間:2014年〜現在
(大学院生-研究員)
無事に15週年を迎えることができたことを心より祝福申し上げます。私は2014年度からお世話になっていますが、どこと比べても研究に対して真摯に取り組む研究室であると感じています。私も研究を進めるにあたって、ディスカッションや実験など、さまざまな形でサポートしていただきました。コロナ禍になってからは飲み会などの活発な行事はできなくなりましたが、それでも明るい雰囲気は変わらず保たれています。今後も平穏な研究室であり続けることを、お祈りしております。
筧 理恵(かけい りえ)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所
神経発達・再生医学分野
澤本研所属期間:2008年〜現在
(研究補助員-技術職員)
澤本研究室開設15周年、おめでとうございます。
私が初めて澤本研究室を訪れたのは2008年でした。面接で初めてお会いした時に、澤本先生と金子先生のお人柄がとても温かく優しい印象で、研究室の雰囲気も明るくて、ここで働けたら嬉しいな、と思いました。勤め始めた頃はまだ人が少なくて広々としておりましたが、段々とメンバーが増え、研究機器も増え、研究プロジェクトの種類も多くなり、日々研究室の変化を実感しております。
私はいつも澤本先生と同室で仕事をさせていただいておりますが、先生は常に冷静で穏やかでいて、全てにおいて客観的な物の見方をされていて、小さな事柄であっても、ご多忙である中少々時間をかけたとしても、皆にとって一番良い解決方法を追及されています。これが研究室を発展させていく責任者たる所以なのかな、と思ったりします。それが、スタッフや学生さんたちにも伝播しているような気がします。
ここで研究されている皆様は、謙虚で誠実であり、研究そのものが好きで、医療貢献へ挑戦し、真面目に学問を追及されていて、そういった姿勢が本当に素晴らしいです。今後も、少しでも皆様の研究をサポートしていけるよう努力したいと思います。
今後、研究室の益々のご発展と皆様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
鈴木 千智 (すずき ちさと)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所神経発達・再生医学分野
澤本研所属期間:2020年〜現在
(秘書事務)
澤本研究室開設15周年、おめでとうございます。
偶然見かけた求人案内をきっかけに、こちらでお世話になってから約1年半が経ちました。高校の生物が好きだったので、「研究室ってどんなところだろう」「未来のために研究に励まれていらっしゃる方々と一緒に働くことができたらワクワクするだろうな」という思いで応募した日を、今も昨日のことのように覚えています。
そして、面接で澤本先生、金子先生、澤田先生にお会いし、澤本先生の研究に対する熱い思いと穏やかなお人柄、皆さんの温かい雰囲気に触れ「少しでも皆さんのお役に立ちたい」という気持ちに変わり、今に至っております。
研究室での仕事は初めてでしたし、仕事のブランクもあったので、ラボで働き始めたばかりの頃は、大学への提出書類の多さや書類の記載の仕方だけでなくPCの操作に至るまで、戸惑いの方が多い日々でしたが、いつも澤本先生や筧さんが優しく笑顔で接してくださったので、安心して少しずつ慣れていくことができました。本当にありがとうございます。
まだまだわからないことばかりですし、子供たちの学校行事等でご迷惑をおかけすることも多々ありますが、澤本先生をはじめ、筧さん、ラボの皆様に支えていただきながら、これからも少しずつ学んでいきたいと思います。
また、ここだけの話ですが、研究室の開設日と私が「鈴木」になった日が同年同日で、こちらで働き始めた頃からなんとも言えない不思議なご縁を感じておりました。15年、長いような、あっという間なような、たくさんの思い出が詰まった年月ですよね。多くの方々と共に築き上げてきた大切な澤本ラボの歴史の一員になれたこと、そして、この節目の年にラボにいられること、本当に嬉しく思います。
これからも、このご縁を大切に、ラボに貢献できるようがんばりますので、どうぞよろしくお願い致します。
今後とも澤本研究室の益々の発展と皆様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
中村 小百合(なかむら さゆり)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所神経発達・再生医学分野
澤本研所属期間:2012年〜現在
(技術補助員)
澤本研究室開設15周年、誠におめでとうございます。早いもので澤本研の一員として働かせていただいてから10年が経ちました(途中2度の出産で2年弱離れていましたが)。澤本研の歴史の2/3に関わらせていただいていること、あっという間だったので驚きとともにとても光栄に思います。子供ができる前からもできてからもとても働きやすい職場で、このような環境を維持してくださっている澤本先生をはじめラボメンバーの方々に感謝申し上げます。
澤本研にはご存じのようにラボルールというものが存在し、毎年改訂を重ねられて現在ではかなり洗練された素晴らしい出来になっています。しかし、どの世界にも暗黙の了解というものがあるように、この10年で澤本研でもいくつかの裏ラボルール?の存在を感じています。今回はそのうちのいくつかを紹介したいと思います。
“めい大”は明治大学のこと
名古屋には同名の略称で呼ばれる国立大学が存在しますが、このラボではめい大とは澤本先生の出身大学である明治大学のことです。絶対に間違えないように。
ラボにきた者はO君の『たのしいおすしやさん』の洗礼を受けること
ラボに迎え入れられた新メンバーはO君の作るたのしいおすしやさんを食べる権利を得ます。作る過程は見ないほうが幸せです。
筧ノートの存在
あくまでラボの都市伝説なのですが、ラボ内で問題行動を起こした者を記録する筧ノートなるものが存在するとかしないとか。噂だと思いたいのですが、皆で気分よく過ごすためにも筧ノートに記入されないような行動を心掛けたいです。
お菓子の差し入れは和菓子・フルーツが喜ばれる傾向にある
みなさん毎日脳と体をフル稼働させているので、食べ物の差し入れはとても喜ばれます。S先生がチョコが食べられない以外は基本的に何でも食べてもらえますが、特に反応がいいのはこの2つのような気がします。この10年でなかなか手をつけられなかった食べ物はS教授の海外のお土産のリコリス・M君の同じく海外土産のストロベリー味のグミ?くらいではないでしょうか。。
最後はルールでも何でもないですね…ほかにもまだまだ紹介できるネタはあるのですが、字数の関係でここまでとさせていただきます!
最後となりますが、今後も澤本研の更なる発展をお祈り申し上げます。
田中 舞子(たなか まいこ)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所神経発達・再生医学分野
澤本研所属期間:2020年〜現在(技術補助員)
この度は澤本研究室開設15周年誠におめでとうございます。
私は2020年の10月から技術補助員として澤本研究室でお世話になっております。筧さんから技術補助員募集の話を頂き、脳神経分野に大変興味があったこともあり、面接を受けてみようと思ったのが始まりでした。採用して頂きとても感謝しております。
私は脳神経科学研究については全くの初心者で、パソコン作業にそれほど詳しくないためしっかり仕事をこなしていけるか不安もありました。また、「教授」は遠い存在であり、ましてやお話しする機会などあまりないものだと勝手に想像しておりました。そんな中、お昼の時間にご一緒させていただいたときには、澤本先生から声をかけてくださったり、たわいもない話や面白エピソードなどをしてくださったりと、想像していた教授像ではなかったので正直驚きました。わからないことを聞いたときには、専門書を引用しながら初心者の私にも分かりやすいように教えていただき、個別授業を受けているようでした。
実務では、澤田先生にお世話になっており、わからないことを聞いたときには、澤本先生と同じく専門書を引用しながら初心者の私にとてもわかりやすくご指導いただき、なんとか仕事をすることができるようになってきました。SBF-SEM segmentationにおいて今までで興味深かったのはミクログリアのsegmentationでした。ミクログリアもいろいろなパターンがあり、自分の意思があって動いているようでした。複雑なものもあり、interpolationをするのも苦労しましたが、それもありsegmentationに慣れていけたと思います。最近は私ができる仕事も増やしていただき、これからももっと研究室のお役に立つことができていければと思っております。熱心に紳士的に且つ気さくにご指導いただける先生方が澤本研究室にはたくさんいらっしゃいます。まるで、澤本先生に吸い寄せられるように集まっていらっしゃるのだと、先生や研究室の皆さんの雰囲気を見て思います。
多くの皆様が所属され、新聞や有名な雑誌に論文掲載され、興味深いミクログリア等について分かりやすく熱心に教えていただける先生方がいらっしゃる澤本研究室にお世話になり、とてもよかったと思っております。
今後益々の澤本先生と研究室の皆様のご活躍とご健康を祈念いたしております。
大野 雄也(おおの ゆうや)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所神経発達・再生医学分野博士課程四年
名古屋市立大学病院・脳神経内科専門医
澤本研究室開設15周年、誠におめでとうございます。
僕は2008年に大学三年生の基礎配で初めてこちらにお世話になりました。今年は大学院の最終学年になりますので、主として論文の作成、あとは外勤と市大病院等の日当直に励みたいと思います。大学院入学時は、久々に学割が使える!ラッキーと思っていましたが、COVID-19のパンデミックが起こり、残念ながら学割の使用は一年生の時のみとなりました。写真は、旅行中の僕です。
最後に研究室の益々のご発展を祈念致しております。
中村 泰久(なかむら やすひさ)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所神経発達・再生医学分野
名古屋市立大学大学院医学研究科 新生児・小児医学分野
澤本研所属期間:2019年〜現在(大学院生)
澤本研究室開設15周年誠におめでとうございます。博士課程4年になりました中村泰久と申します。私は小児科医であり、専門は新生児です。澤本研との出会いは、私が大学院に入学する際に大先輩の神農先生と川瀬先生にナンパされたことがきっかけでした。そして瞬く間に所属することとなり、澤本研の組織力に驚かされたものです。私は2020年度から本格的に研究に注力することとなり、おかげさまで今も真に健康で文化的な最低限度の生活を営ませていただいております。研究の面白さ、難しさを感じながら澤本研のすばらしいメンバーと共に研究できることは私の人生においてとても貴重な経験になると感じています。また、基盤S研究のメインプレーヤーとして研究できることは非常に光栄なことです。澤本先生から「中村くんのために(基盤Sを)とったと言っても過言ではないからね」と言われたことを今でも鮮明に覚えています。ちびりそうでした。絶対なんとしても大願を成就させたいものです。
宮本 拓哉(みやもと たくや)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所神経発達・再生医学分野
澤本研所属期間:2012年〜現在
(学部生-(初期研修医)-大学院生)
澤本先生、研究室開設15周年おめでとうございます。10年前、私がまだ医学部1年生だったころに、学生担当の先生に「研究がしたい。発生とか再生に興味がある。」と相談し、紹介されたのが澤本先生との出会いでした。「脳は再生するのか!」と非常に驚き、その日から現在まで澤本先生にはお世話になっています。学部5年のころ、研修医をせずに直接基礎研究に進んだ方がいいのか迷っていた時、先生が「俺は臨床を知らない。宮本くんは医学部に入り臨床を知ることができるのだから、それからでも遅くはない。むしろ臨床を知ったうえで基礎研究をすることが大事だ」とおっしゃっていただき、「かっこいいなー。絶対ここへ帰ってこよう」と思いました。そして2年前に、初期研修を経て大学院生として当研究室へ戻ってまいりました。
澤本研究室は、様々な面においてオンとオフをうまく切り替えている研究室だと思います。追及すべきデータは徹底的に追求する一方で、無駄なことはしない。高価であっても必要と考える実験機器は導入し使い倒す一方で、消耗品は徹底的に節約する(そういえば、キムタオルあまり使ったことがないような…基本的にペーパータオル使ってます)。ストイックに実験スケジュールをこなす一方で、飲み会は夜遅くまで開催する。いま澤本研究室がこれほどビックラボになったもの、偏に澤本先生のこのオンとオフを取捨選択する的確さと指導によるものだと思います。私も澤本研究室の発展の糧となれるよう日々精進していきたいと思います。最後となりましたが、澤本先生のご健康とさらなる御活躍をお祈り申し上げます。
野々村 玲美(ののむら たまみ)
現所属:名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所神経発達・再生医学分野
澤本研所属期間:2020年〜現在
(大学院生)
澤本研究室15周年おめでとうございます。私は東京薬科大学で精神疾患に関する研究を行い、その中で人それぞれが持ち合わせる性格や考え方を司る脳という組織に興味を抱き、脳についてもっと知りたい!と思うようになりました。そこで、日本における脳研究のトップである研究室を探し、澤本研への進学を決意しました。そして現在は、成体脳のニューロンターンオーバーにおける死細胞貪食の意義について研究しています。
思い返せば、私が澤本先生と初めて会ったのは研究室見学の日でした。当時の私は実験経験もほとんど無く、研究内容も上手く説明できませんでしたが、澤本先生が沢山の質問をして下さり、お話しする中で研究への熱意がひしひしと伝わってきた事が印象的です。
また、今実際に澤本研の一員として皆様と研究に励む日々は、一生の思い出になると思っています。これからもっと面白く、質の高い研究をするために一層努めますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
中島 徳彦(なかしま のりひこ)
現所属:名古屋市立大学総合生命理学部 総合生命理学科
澤本研所属期間:2018年〜現在(学部生)
15周年おめでとうございます。私が澤本研究室を初めて訪問したのは、大学1年の夏であったと思います。藤岡先生の若手イブニングセミナーを拝聴し、大学のラボを是非見学したいと先生方に研究室の見学をお願いしました。その際に、澤田先生に蛍光顕微鏡でGFPを見せていただき、美しさと情報量に感動したのを今でも鮮明に覚えています。また、澤本先生より研究しませんかとお声がけいただいたことで、私の大学生活の中に研究活動が入り込み、大変充実したものとなりました。現在、金子先生のもとEzrinによる脳室下帯の細胞骨格制御に関して研究しております。2022年度より修士学生として所属させていただき、20周年を盛大に迎えられるよう全力を注ぎたいと考えております。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
高木 佑真(たかぎ ゆうま)
現所属:名古屋市立大学医学部6年
澤本研所属期間:2017年〜現在
研究室開設15周年おめでとうございます。私は医学部1年生の時分に澤本先生の講義を受けたことをきっかけにこちらの研究室に所属することとなり、以来澤田先生のご指導のもと研究や実験の手法を学ばせていただきました。特に3年次の基礎自主研修や4年次に行った学会発表に際しては、澤本先生や澤田先生をはじめとする研究室の皆様に大変よくご指導いただき、感謝してもしきれません。現在は医学部の6年生となり、病院で臨床実習をしております。研究室に伺う機会をなかなか持てずにおりますが、再び皆様にお会いできることを楽しみにしております。
榑松千紘(くれまつ ちひろ)
現所属:名古屋市立大学医学部5年
澤本研所属期間:2019年〜現在(学部性)
澤本研究室が開設15周年を迎えられたこと、心よりお祝い申し上げます。私は、2年生の春からMD-PhDコースに所属し実験を行っています。最初は、研究をやってみたいという漠然とした思いで始めましたが、様々な実験をやらせていただき、今では研究の楽しさや重要性を感じることができております。また最近では、自分の研究を論文として発表することができ、熱心にご指導いただいた澤本先生、澤田先生をはじめとする研究室の皆様には非常に感謝しております。大学では、臨床実習が始まっており、研究とは違う大変さに翻弄されながらも、日々頑張っております。今後も、澤本研究室の皆様には、お世話になることが多いと思いますが、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
榊原 悠紀菜(さかきばら ゆきな)
現所属:名古屋市立大学医学部3年
澤本研所属期間:2021年~現在(学部生)
澤本研究室開設15周年、おめでとうございます!
私はこの澤本研ファミリーの皆様が本当に大好きなので、
この愛に乗じて最近のマイブームをご紹介したいと思います。
研究室で色んなファミリーメンバーと新しい出会い、学びをさせて頂く中で、最近よく自分の中でしている想像遊びが「もし私が夏休み最終日に宿題が終わっていなかったら誰が手伝ってくれるでしょうかゲーム」です。さりげなくお菓子を傍においてそっとしてくれる人、からかってくるけど気づいたら楽しく一緒にやってくれてる人、、想像すればするほど皆さんのことがもっと好きになります(。-`ω-)学部生の私に本当にたくさんのスタッフの方々、先輩方が親切に仲良くして下さるからこそ始まったゲームです。いつも本当にありがとうございます!
最後に、澤本研究室の益々の発展をお祈りし、結びとさせて頂きます。大好きな皆さんにとびっきり素敵な幸せが訪れますように!