名古屋市立大学脳神経科学研究所

SAWAMOTO LAB 澤本研究室 - 名古屋市立大学医学研究科脳神経科学研究所 神経発達・再生医学分野

SAWAMOTO LAB 澤本研究室 - 名古屋市立大学医学研究科脳神経科学研究所 神経発達・再生医学分野

上衣細胞の繊毛の形成機構

Hirota Y, Meunier A, Huang S, Shimozawa T, Yamada O, Kida YS, Inoue M, Ito T, Kato H, Sakaguchi M, Sunabori T, Nakaya MA, Nonaka S, Ogura T, Higuchi H, Okano H, Spassky N, Sawamoto K.

Planar polarity of multiciliated ependymal cells involves the anterior migration of basal bodies regulated by non-muscle myosin II.

Development 137:3037-3046 (2010).

 多数繊毛を持つ上衣細胞は繊毛の運動方向に示される極性と、繊毛の局在位置に示される極性の2種類の平面極性を持っています。この論文では後者の形成過程において、繊毛の基部が細胞のアピカル面を移動することと、その際に非筋細胞ミオシンIIが必要であることを報告しました。

 数十ヘルツで往復運動する繊毛の観察ではついうっとりと見入ってしまい時間を浪費していました。いつかまた繊毛の研究をしたいです。(廣田ゆき)

コラム ー澤本研の飲み会ー

 澤本先生のScienceで初登場して以来10年間余り、原著論文が受理された際の「鏡開き」は澤本研の欠かせない行事になっています。最近では、鏡開きのお酒を飲むと論文が通りやすくなるという都市伝説まで流れ、博士課程高学年の学生やスタッフが我こそ先にと飲む姿も見受けられます。

 澤本研の飲み会スタイルも10年間で変遷を遂げていきました。初期は飲み屋さんを予約して開催する一般的なスタイルでしたが、日頃黙々と実験しているメンバーが飲み会の時に弾ける事態が頻発し、徐々に「世間の人様に迷惑をかけない」ラボの中での飲み会へと変わっていきました。今では、焼きそば、お好み焼きはもちろん、流し素麺、餃子、パエリヤなどバリエーションも増え、料理のできるラボへと様変わりしています。ただ、飲んで弾ける人はラボの中でも出るもので…これからも楽しく飲めれば良いですね。(澤田雅人)

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Department of Developmental and Regenerative Neurobiology
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